iPhoneを使っている方の中には昔からずっとiPhoneを愛用しているという方が多いのではないでしょうか。
昔のシリーズと比べると性能もバッテリーの持ちもシリーズ毎に上がっているとはいえ、今持っているiPhoneをなるべく長く快適に使いたいですよね。
この記事では、手軽に行える3つの方法を中心に、iPhoneのバッテリー交換方法についてご紹介します。
目次
3年、500回の充電が目安と言われている
一般的にiPhoneのバッテリー劣化の目安は3年前後の使用、500回の充電でパフォーマンスが落ちてくると言われています。
もしあなたが使っているiPhoneがこれに当てはまるならばある程度妥当な経年劣化と言えるかもしれません。
iPhone自体に問題はなくバッテリーの減りの早さのみ気になる、不便だと感じているならばバッテリーのみ交換するという方法がおすすめです。
主に、Appleに持ち込んで交換してもらう方法、iPhoneを専門に扱う店舗での交換サービスを利用する方法、または必要な道具を揃えて自分で交換する方法などがあります。
3つのiPhoneのバッテリー交換方法
iPhoneのバッテリー交換方法は大きく3つに分類され、
- ・「公式のApple Store（Apple正規サービスプロバイダを含む）での交換」
- ・「街中のiPhone修理店での交換」
- ・「自分でのバッテリー交換」
となります。
それぞれにメリットとデメリットが存在し、個々の状況やニーズに合わせた最適な選択をすることが肝心です。
次に紹介する3つの方法で、iPhoneのバッテリー交換の選択肢をくわしくチェックし、ご自身にぴったりの方法をご紹介します。
①Apple Store / Apple正規サービスプロバイダへ依頼する
まず、Apple StoreにiPhoneを持ち込んでバッテリー交換してもらうメリットは、何と言っても、その製品を作ったブランド自身が修理を行ってくれるという安心感がある点ではないでしょうか。
デメリットとしては、店舗数が少ないことが挙げられ、その結果、しばしば混雑し、待ち時間が長くなる可能性があります。
さらに、後述の街中にあるiPhone修理点と比べて価格が高いことも検討する必要があります。
スムーズに交換作業が進む場合は、1時間から2時間程度で完了することもありますが、この時間は保証されているわけではありません。
そのため、Apple 正規サービスプロバイダに依頼するという選択肢もぜひ検討してみましょう。
これらのプロバイダは、Appleが認定した専門技術を持つ店舗であり、多くの場合、直営店と同等のサービスを提供します。
現在日本に存在するApple 正規サービスプロバイダは3社あります。
場所によってはApple直営店よりも多い地域に店舗があるため、近くにサービスプロバイダがある場合は、待ち時間を短縮できる可能性があります。
修理の質もAppleの基準に沿っているため、安心して利用できます。
予約方法は基本的にWEB予約になるので、Apple IDが必要となりますので、予め準備しておきましょう。
気になるバッテリー交換料金ですが11,200円〜15,800円が目安になります。
一方、AppleCareに加入しており、iPhoneのバッテリー蓄電容量が80%未満である場合は、バッテリー交換を無償で行うことができます。
| Apple公式 iPhoneバッテリー交換価格 | ||
|---|---|---|
| 機種 | 通常料金 | Apple Care 加入有り |
| iPhone15シリーズ iPhone14シリーズ |
¥15,800(税込み) | 無料 |
| iPhone13シリーズ iPhone12シリーズ iPhone11シリーズ iPhoneXsシリーズ iPhoneXR iPhoneX |
¥14,500(税込み) | |
| 上記以外の機種 | ¥11,200(税込み) | |
ご自身の住んでいるエリアにApple StoreまたはApple正規サービスプロバイダが存在するかによって、来店するか郵送するか異なってくると思います。気になる方は1度、Apple公式サイトで最寄りの対応可能な店舗があるかを調べてみましょう。
②街中にあるiPhone修理店へ依頼する
街中や駅ビルなどでよく見かけるこの手の専門店。最近では、これらの店舗が増加傾向にあり、さまざまな修理オプションを提供しています。
公式で無いとはいえ修理・対応をしてくれるのはiPhoneの扱いに長けたプロです。
メリットはやはり「店舗が多い」、公式と比較して「修理完了が早い」、そして何より「価格が安い」の3点です。
もちろんApple公式と同様に機種や状態によって修理価格の変動はありますが、Appleや携帯キャリアから出される見積もりと比較すると財布に優しいのが何よりも嬉しいところですね。
また、最初に述べた通り、駅ビル内や街中にある小型店舗は多く、そのため仕事帰りなどに自宅への帰路で手軽に立ち寄ることができます。
デメリットはやはり非公式の修理サービスであるという点。
特に、iPhoneのバッテリーを非純正のパーツで交換すると、iOSの設定画面に「純正部品ではない」という通知アラートが表示されるようになります。さらに、非純正のバッテリー使用により、ごく稀にですが発火やバッテリー膨張のリスクがあることも覚えておく必要があります。
③自分でバッテリー交換する
手先の器用さに自信があり価格を最小限に抑えたい方におすすめなのがこの方法です。
「自分で交換するなんて出来るの？」と思われるかもしれませんが、Amazonやその他通販サイトで調べてみるとバッテリーとiPhoneを分解するためのドライバー等がセットになった商品が大体2,000円〜販売されています。
iPhoneの内部は意外にもシンプルな構造になっているため、YouTubeなどで動画を見ながら修理を試みるのも一つの良い方法です。
また、通販でセットを揃えずとも先ほど挙げたような街中のiPhone専門店ではiPhoneのパーツ毎に販売をしているお店もあります。手元にドライバーなどの道具がある方でしたらバッテリーのみを購入しチャレンジすることも出来ますよ。
この方法のメリットは価格を最小限に抑えられる点。
デメリットは、必要な道具を揃えることや自力での修理に時間がかかる点。また、精密機械の扱いに慣れていない場合、断線などによりiPhoneの電源が入らなくなる、あるいは故障する可能性があります。また街中のiPhone修理店に依頼した場合と同じく、「純正部品ではない」という通知アラートが出るのと発火やバッテリー膨張のリスクも存在します。
これらの理由からも、初めてiPhoneのバッテリー交換に挑戦される場合は、メインで使用している端末ではなく、以前使用していたiPhoneなどでまず練習することをお勧めします。
新しいiPhoneへの機種変更も一つの選択肢
これまでに、Apple StoreやApple正規サービスプロバイダへの依頼、街中のiPhone修理店を利用する方法、そして自分でのバッテリー交換についてご紹介しました。
これらの選択肢を検討する中で、もし「もう新しいiPhoneに切り替えようかな」とお考えであれば、古いiPhoneの買取も一つの良い選択です。
iPhoneの買取サービスを利用することで、使わなくなったデバイスを有効活用し、新しい機種へのアップグレード資金の一部にすることができ、買取価格は、iPhoneのモデルや状態によって異なりますが、意外と高価買取されることもあります。
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